なぜ、ロボット教室の生徒が「読書感想文」や「自由研究」で最高賞を連発するのか?——元エンジニアが教える「文章のアルゴリズム」

親の代筆はもう不要。ロボット教室が教える、読書感想文で最高賞を取るための「型」について 代表の想い

ALGO
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さとっちさん、もうすぐ進級の季節ですね。保護者の方もソワソワしているんじゃないですか?

さとっち
さとっち

そうだね。実はこの時期、「今年の夏休みこそは苦労したくない…」という相談が増えるんだよ。


こんにちは、Endo IT トレーニングのさとっちです。

1月も半ば、もうすぐ進級・進学のシーズンですね。 保護者の方とお話していると、「来年の夏休みの宿題、また苦労しそうで今から憂鬱…」というお声をチラホラ聞きます。

実は、「書く力」や「まとめる力」は、夏休み直前に慌ててやっても身につきません。今の時期からじっくり「思考の型」を身につけておくことが大切なんです。

実際に、当教室で思考力を鍛えている生徒たちは、夏休みになるとこんな凄い成果を出してきます。

「先生、うちの子が学校の読書感想文で選ばれました!」 「自由研究で、まさかの教育長賞(最高賞)を取りました!」

それも一人や二人ではありません。 夏休みの宿題サポートをした生徒たちが、「教育長賞」や「市長賞」、学校代表としての推薦など、毎年何らかの賞を受賞してくるのです。

「もしかして、先生が代わりに書いてるんですか?(ゴーストライター?)」

いいえ、違います(笑)。 私は面倒くさがりなので、生徒の宿題を代筆することは絶対にしません。

実は…夏休みだけの「裏メニュー」があります

「もしかして、ロボットを作っていたら勝手に文章力がついたんですか?」

と驚かれることもありますが、実はこれには明確なカラクリがあります。

当教室では夏休みの期間中に限り、希望する生徒に対して、通常の「ロボットプログラミング授業」を「読書感想文」や「自由研究」の指導に振り替えることができるようにしています。

つまり、普段はロボットを動かしているその時間と熱量を、そのまま「原稿用紙」や「工作」に向けるわけです。

「えっ、プログラミング教室で作文指導?」 と思われるかもしれませんが、実はこれが理にかなっています。なぜなら、作文に必要なのは「文才」ではなく、プログラミングと同じ「論理的思考(ロジカルシンキング)」だからです。

今日は、その振替授業の中で私が子供たちに実践している、「エンジニア式・文章作成メソッド」の種明かしをします。

「書けない」のではない。「材料」がないだけ

子供たちが原稿用紙を前にして固まってしまう理由は単純です。 「いきなり書き始めようとするから」です。

プログラミングで言えば、どんなアプリを作るかも決まっていないのに、いきなりコードを書き始めるようなもの。これではプロでも手が止まります。

そこで私は、生徒たちに「インタビュー」を行います。

Step 1. インタビュー【プロなら「要件定義」】

まず、私は徹底的に「聞き役」に徹します。生徒の手元には独自のワークシートを配布しておきます。準備ができたら私は生徒に質問を投げかけます。

  • 「主人公はどんな人?」
  • 「好きなシーンはどこ?」
  • 「面白かったって、具体的にどこが?」
  • 「嫌いなシーンはどこ?」
  • 「同じような経験したことある?」

生徒は、私の質問に答え、それをそのままワークシートに書いていきます。 そうすると、ワークシートが彼ら自身の言葉(=材料)で埋め尽くされていきます。

これは、エンジニアの仕事で言う「要件定義(何を作りたいかを最初にハッキリさせる作業)」と同じです。

家を建てる時に、いきなり柱を切り始めないですよね? まず「どんな家にしたいか」という図面を書くはずです。読書感想文もこれと全く同じなんです。

Step 2. あえて「書きすぎる」【プロなら「実装」】

次に、ワークシートに書き出した「材料」を、順番に並べて文章にしていきます。 すると、どうなると思いますか?

多くの子供が「文字数が埋まらない…」と悩む読書感想文ですが、私の生徒たちは逆になります。

「先生、原稿用紙に入り切りません!」

これは、集めた部品をどんどん組み立てていく作業。プログラミングで言えば「実装(実際に動くものを作ること)」にあたります。

インタビューによって感情や情景(部品)を大量に用意しているので、子供たちは「組み立てるだけ」で済むのです。 ここまで来れば、勝ったも同然です。

Step 3. 削って磨く【プロなら「リファクタリング」】

ここからが、本当の勉強です。 あふれた文章の中から、「一番伝えたいことは何か?」を考え、不要な言葉を削ぎ落としていきます。

  • 「この文とこの文はつなげられるね」
  • 「このエピソードは面白いけど、今回のテーマとは違うから削ろう」

これはプログラミング業界の言葉で「リファクタリング(コードの中身を整理してきれいにすること)」と言います。 ごちゃごちゃした文章をスッキリ整理することで、読み手の心に刺さる論理的な構成が完成します。

結論:作文もロボットも、使う「脳」は同じ

学校の先生からは「文章力が上がった」と褒められますが、実は彼らが身につけたのは「文才」ではありません。 バラバラの情報を整理し、論理的に組み立てる「構造化する力(アルゴリズム)」です。

  • ゴールを決める
  • 材料を集める
  • 論理的に並べる
  • 無駄を削る

このプロセスは、ロボット作りでも作文でも全く同じ。 だから、当教室でプログラミング思考を鍛えている子は、自然と国語や理科の発表もうまくなっていくのです。

(手柄はほとんど学校の先生にいってしまいますが、それでも子供たちが自信を持ってくれるなら、私は裏方で満足です 笑)


ALGO
ALGO

なるほど!今のうちから「脳の使い方」を鍛えておけば、夏の宿題も怖くないってことですね!

さとっち
さとっち

その通り。ロボット作りを通して、一生使える「考える力」を一緒に身につけていきましょう!

【編集後記】

当教室では、単にロボットの組み立て方を教えるのではなく、こうした「全教科に通じる考え方の土台(OS)」をアップデートする指導を行っています。

「うちの子、何を考えているのか分からない…」 「文章を書くのが苦手…」

そんなお子様こそ、ぜひ一度体験会にお越しください。 ロボット作りを通して、驚くような「言葉」が出てくる瞬間に出会えるかもしれません。

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